これは経営者としてではなく、全ての社員に対して「経営」としての話である。


問題にぶつかったときに、どのように対処していくか

優れた経営(経営者)は原理原則がある

ダメな経営(経営者)は原理原則がない

例えば具体的に考えよう

ある日、ランチで「カツ丼」と「天丼」で悩むとしよう。その時は「カツ丼」で失敗した

と思った。さて、翌日のランチではどのように意思決定をしますか。

単純に昨日はカツ丼、今日は天丼にしよう と判断するか

それとも「なぜ昨日のカツ丼はまずかったのか」と掘り下げて考えるか

商売のセンスがない経営は「カツ丼がだめなら天丼・・・」と横滑りをします。

それで問題解決を図ろう、図った気分になってしまう

優れた経営は「なぜ」とう問いを立ててから、別の方策を試みる

つまり、なぜカツ丼がまずかったのか・・・

ご飯の上に卵でとじたカツ丼があり、自分としては、卵で衣を閉じていることが

食感で好きではなく、ゆえに天丼のほうが好みではないか

ということになるわけです。

 優れた経営は、問題に直面したときに「横の具体に飛ぶ」のではなく

「具体を抽象化し「なぜ」そうなのか」という原理原則に従うことである。

 松下幸之助の経営哲学にある「なぜを5回掘り下げる」ということも

物事の真の原因にたどり着くステップであろう。


さて、原理原則を基本として、経営に一番大切なものは「センス」である。

センスの対極にあるのが「スキル」である。スキルは習得することができます。

スキルは時間と方法論と継続の3つの努力があれば必ず習得ができますが

センスは学習によって身に着けることができないのである。

別の言い方をすれば、教えることができない。スキルを持った担当者は

育てることができるが、センスを持った経営(経営者)は育てることができないのです。

実際、世界中のどの国にも経営(経営者)を育てる標準的な方法は存在しません。

 ではセンスをどのように磨くのでしょうか。

どんなことでも耳を傾け、自分の仕事ではいったいどういうことなのか、

自分の仕事ではどのように取り組めるか、商売として成り立つのか

と日々考えるしかないのです。









PRESIDENTより抜粋

ユニクロの創始者柳井氏の記事があったので、そこから少し抜粋である